脂がのっておいしさが極まる「寒ぶり」。鍋に、煮物に、刺身に、どんな料理にしてもおいしい「寒ぶり」を食卓にぜひどうぞ。
「ぶり」は成長するにつれて呼び名が変わり、東京では、わかし(20cmほど)、いなだ(40cmほど)、わらさ(60cmほど)、ぶり(1mほど)といいます。関西ではつばす、はまち、めじろ、ぶりと変わり、地方によって呼び名が違います。次々と呼び名の変わる出世魚としておめでたい席にふさわしい魚です。
良質のタンパク質と脂肪が豊富です。ビタミン類ではカルシウムの吸収を助けるビタミンD、糖質や脂質を代謝する時に働くビタミンB群などを含んでいます。また、豊富な脂肪には、DHA(ドコサヘキサエン酸)が含まれています。
「寒ぶり」は脂がのって身がしまり、口の中でとろけるおいしさです。刺身、塩焼き、照り焼きをはじめ、大根と炊くぶり大根はもちろん、ぶりのしゃぶしゃぶ、ぶり茶漬けなど、ほどよく脂がのったおいしさは若い人からお年寄りまで幅広く人気です。 また、お正月の"年取り魚"として利用する地方では、皮、内臓、アラなどのすべてを利用して「寒ぶり」一本を食べつくします。
脂ののっている「寒ぶり」は、そのまま使うと脂が浮いたり、生臭さが気になる時があります。熱湯にくぐらせたり、熱湯を回しかけて、霜降りにしてから使いましょう。
これから旬を迎える「寒ぶり」を、いろいろな食べ方で楽しんでくださいね。 |