ツヤツヤと黄金色に輝く「温州みかん」は、もっとも身近な冬の果物です。いつでも手軽に食べられて、栄養いっぱいの「温州みかん」をぜひどうぞ。
「温州みかん」という名前は、みかんの名産地であった中国の温州の地名をとって名付けられましたが、数百年前に鹿児島で発生した品種だといわれています。 店頭では"有田みかん""愛媛みかん"など、産地を表すブランド名が付けられたみかんが多く見かけられます。また、収穫時期の違う早生(わせ)や晩生(おくて)などもありますが、これらはみんな「温州みかん」の仲間で、日本でみかんという場合には「温州みかん」をさしています。
「温州みかん」はビタミンCが豊富で、中くらいの大きさのものを3個程度食べれば1日のビタミンCの必要量(成人85mg)を摂ることが可能です。またカロテンや水溶性食物繊維のペクチンも含まれています。 「温州みかん」は手で簡単にむけて、小さな子供からお年寄りまでいつでも食べられるので、ビタミンCなどの栄養補給としても冬の健康に役立てるといいですね。
果肉を包む袋や白い筋にも、ペクチンという成分が含まれています。ペクチンは水溶性の食物繊維のため、整腸作用があるといわれます。袋や筋が気にならない場合には、そのまま食べるといいでしょう。
風通しが良くて涼しい場所に保存しましょう。箱買いした時には、一度全部出して傷みが気になるものがないか点検します。箱にもどす時は、みかんを箱の底に並べてその上に新聞紙をかぶせ、さらに一段ずつ同様に入れていくとみかんが密着せず腐敗の予防になります。
小さな果実に太陽の恵みが詰まった「温州みかん」。家族みんなでぜひ毎日食べてくださいね。
参考【日本人の食事摂取基準/厚生労働省】 【五訂増補日本食品標準成分表/文部科学省】 |