洋梨〜濃厚でとろける口当たり、「洋梨」
 芳しい香りとねっとりとした歯ざわりが特徴の「洋梨」。缶詰やお菓子の材料としてもよく利用されますが、生で食べると甘い果汁が滴る濃厚なおいしさがたっぷりと味わえます。

 
 "ラ・フランス"は「洋梨」の代名詞ともなっており、やわらかな果肉に果汁たっぷり、独特の芳香が人気です。その他にもきめ細かな果肉でなめらかな口当たりの"ル・レクチェ"などがあります。10月から11月に収穫される晩生の品種は、これから冬にかけて食べ頃を迎えます。

 
 「洋梨」は追熟が必要な果物です。買ってきたら皮の色や果肉のやわらかさ、香りなどを確認して食べ頃を見極めましょう。果肉が硬く、香りが少ない場合は追熟が必要ですので、紙袋に入れて20度前後の部屋で保存しましょう。軸の周りやおしりの部分の果肉がやわらかくなり、香りが強くなったら食べ頃です。早く熟成させたい時は、紙袋にりんごをいっしょに入れましょう。熟成を遅くしたい時には冷蔵庫で保存します。

 果糖は低温の方が甘みが強く感じられますので、食べる2〜3時間前に冷蔵庫に入れて冷やしておくといいでしょう。

 「洋梨」の果肉で最も甘いのは、おしりの部分です。切る時はりんごのように等分にカットすると、甘い部分が行き渡ります。

 チーズや生ハムを添えてオードブルに、アイスクリームやヨーグルトを添えてデザートに。赤ワインで煮たり、タルトにするとおしゃれな一品になります。
 これから冬に向けて「洋梨」の旬を迎えます。旬の「洋梨」をいろいろな食べ方で楽しんでくださいね。