シャキシャキとした歯ざわりで人気なのが「水菜」です。京都の伝統野菜として地元で親しまれ、さらに全国で人気を集めるようになった「水菜」のおいしさをぜひどうぞ。
「水菜」は江戸時代から京都で栽培されている伝統野菜でしたが、その歯ざわりやさわやかな味わいが人気となり、全国で使われるようになりました。関西以外の地方では「京菜」とも呼ばれています。「水菜」は肥料を使わずに、田んぼの畝に水を引いて作られたことからその名前が付きました。
シャキシャキとした歯ざわりで、アクがなく、かすかなほろ苦さを持った淡白な味わいが特徴です。アクがないために鍋物にそのまま入れることができ、また歯ざわりを活かして生で味わうことができます。
「水菜」は、肉や魚の臭みを消す働きがあり、関西の冬の名物"はりはり鍋"では、鯨肉といっしょに使われることで有名です。今では鯨肉は珍味となりましたが、肉や魚を具にしたさまざまな鍋物にぴったりです。
「水菜」は、ベータカロテン、ビタミンB、ビタミンC、カルシウム、鉄分などが豊富です。葉がやわらかくたくさん食べられるので、栄養もしっかり摂れる野菜です。
鍋物、煮物、和え物などをはじめ、生食ができるのでサラダなどに合います。また、和風料理だけではなく、イタリアンなど洋風料理の付け合せ野菜にもどうぞ。
「水菜」はアクが少なく、やわらかいので、さっとゆでるだけで充分です。茹で過ぎには注意しましょう。茹でる時には、先にさっと茹でてから切ると栄養が逃げません。
ひと霜降りるごとに葉がやわらかくなるといわれる「水菜」。使い勝手の良い冬野菜として、ぜひ味わってみてください。 |