お正月のおせち料理には、新しい年の健康と幸せを祈る縁起の良いいわれが込められています。山の幸を使った料理に込められたいわれには、次のようなものがあります。
「まめまめしく働けるように」と無病息災の願いが込められています。
栗きんとんの黄金色は富や財を表し、一家の繁栄の願いが込められています。また、「栗」は"勝ち栗"といわれるように、栗そのものが昔から縁起の良い食材とされています。
地中にしっかり根をはる「ごぼう」には、安定した暮らしへの願いが込められています。また、やわらかく煮た「ごぼう」をすりこぎでたたいて開くことで開運に結びつけています。
「ちょろぎ」はシソ科の植物の地下茎の先端が肥大したもので、小さな巻貝の形をしています。「長老木」や「千代呂木」の字を当て、長寿への願いが込められています。
「だいだい」の黄色が太陽や生命力のシンボルとされています。また、「先祖代々」の言葉にかけて子孫繁栄の願いが込められています。
「くわい」は芽が出ていることから「めでたい」という縁起をかついだ食材です。
「里芋」は親芋、小芋、孫芋と次々に育つことから、子孫繁栄の願いが込められています。
穴が開いた「れんこん」は、先が見通せることが招福につながるとされました。
芋が育つ時にいくつかがくっついてゴツゴツとした形になることから名前が付きました。その名前から、「人の上に立つ」という立身出世を願うおめでたい食材とされています。
おせち料理ならではの珍しい食材も豊富です。伝統が息づいた料理をぜひご家族で味わってみてください。 |