小さなつぼみに栄養がいっぱい詰まっているのが「ブロッコリー」です。甘みの増す冬、和洋中のいろいろな料理にぜひどうぞ。
アブラナ科の野菜で、野生キャベツの変種です。イタリアを中心とした地中海沿岸が原産地で、「ブロッコリー」という名前はイタリア語で茎や芽を意味しています。ポツポツと集まっているつぼみの部分と太い茎の部分を食べます。茹でるとキャベツに似たほのかな甘みがあります。
ビタミン類やミネラル類をバランスよく含んでいますが、特に豊富なのがビタミンCです。茹でた場合には3分の1ほどに減ってしまいますが、それでも「ブロッコリー」100gで1日のビタミンC所要量の約半分が摂れます。葉物野菜などに比べて量を食べやすい野菜ですので、栄養も手軽に摂れることでしょう。その他、ベータカロテン、ビタミンB2、カルシウム、カリウム、鉄、食物繊維なども豊富です。茎の部分にも栄養が豊富ですのでぜひ利用してください。
「ブロッコリー」を洗う時は塩水を用意して、30秒ほど振り洗いをしてつぼみの中の汚れを取りましょう。茹でる時には塩を加えると緑色がきれいに仕上がります。茹で過ぎるとつぼみがくずれてしまうので注意しましょう。茹で上がりは水に取らずに、ザルに広げて冷まします。
「ブロッコリー」は、つぼみの部分が全体にふっくらと盛り上がって密に詰まっているもの、茎の切り口が割れていないもの、空洞がないものが良品です。黄色い花が咲き始めているものは鮮度が落ちています。また、つぼみが紫かがかっているものがありますが、これは冬の低温によるもので、茹でると緑色になり、鮮度や品質に問題はありません。
保存する場合には、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で根元を下にしておきましょう。味や香り、栄養が落ちやすいので、早めに食べたいものです。長く保存する時はかために茹でてから冷蔵室か冷凍庫に入れます。
サラダはもちろん、グラタン、シチュー、炒め物など、冬のメニューにも活躍してくれる野菜です。子供たちもたくさん食べて欲しいですね。 |