おせちのいわれ〜おせち料理の海の幸のいわれ
 お正月のおせち料理には、新しい年の健康と幸せを祈る縁起の良いいわれが込められています。海の幸を使った料理に込められたいわれには、次のようなものがあります。

 
 乾燥させたかたくちいわしに砂糖としょう油をからめて作ります。かつて、かたくちいわしを田畑の肥料にしたところ、米が五万俵もとれたということから「五万米」と名付けられたということです。また「田作り」とも呼ばれています。五穀豊穣の願いが込められています。

 
 にしんの卵巣の塩蔵品です。卵がたくさんあることから、「子宝に恵まれますように」と子孫繁栄の意味があります。

 「よろこぶ」という言葉にかけて、縁起の良い食材とされています。おせち料理の昆布巻きは、書物を巻いた形に似ていることから、文化の繁栄を願う意味があります。

 調理して熱を加えると「えび」の腰が曲がることから老人の姿に見立てられ、「ヒゲが長く腰が曲がるほどの長寿であれ」と祈る意味が込められています。

 「めでたい」という言葉にかけた縁起物の食材です。七福神の神様のひとりの恵比寿様が釣った魚も「鯛」です。

 「こはだ」は「このしろ」という魚の成魚になる前の名前です。出世魚として縁起をかつぎ、おせち料理に使われています。
 おせち料理のひとつひとつの意味を知ると味わいもまた格別です。子供たちにもぜひお話してあげてくださいね。