独特の歯ざわりとほのかな甘みが大人の味わいの「いちじく」。秋を感じさせてくれるデザートをぜひ味わってみてください。
「いちじく」を漢字で書くと「無花果」。「いちじく」はクワ科の植物で、花が外から見えないことから「無花果」の字があてられるようになりました。つまり「いちじく」の花は無いわけではなく、果実として食べる内側の花嚢(かのう)という部分に、6月ごろ無数の白い花を咲かせます。
また、「いちじく」は果実がなってから一ヶ月で熟すことからその名前が付いたともいわれています。
「いちじく」は塩分を体の外に出して血圧を正常に保つカリウムが豊富です。また、ペクチンという水溶性食物繊維も豊富に含んでおり、便秘の解消に役立ちます。さらにタンパク質消化酵素を含んでいるので、消化を助け、胃腸の状態を整えます。食後のデザートとしてぴったりの果物です。
皮をむいてそのまま食べるのをはじめ、シロップ煮、ワイン煮、ジャムなどにするといいでしょう。「いちじく」のほのかな甘みと香りを楽しむために、砂糖は控えめにするのがおすすめです。生で食べる時には、ヨーグルトに入れたり、ホイップクリームを添えたりすると、よりデザートらしい一品になります。
皮が緑がかっているものはまだ熟していないものです。皮の色が赤くなり、やわらかさが増して、先端が少し割れた状態が食べ頃です。
秋になったら1度は味わいたい果実です。上品な甘さと香りを楽しんでくださいね。 |