「かつお」の旬は春と秋の年2回です。秋に獲れる「もどりがつお」と呼ばれる「かつお」のおいしさをたっぷりと味わってください。
日本近海に春・秋の年2回現れることから、「かつお」の旬は年2回と言われています。「かつお」は暖かい海水に生息している魚で、日本の近海では冬から春にかけて黒潮にのって北上し、秋には南下します。春の「かつお」は「のぼりがつお」と呼ばれています。
そして秋に南下する「かつお」は、「もどりがつお」または「下りがつお」と呼ばれて、2度目の旬を迎えます。
春に比べて脂肪の量が約10倍もあるといわれ、「トロがつお」の別名もあるほどです。身がしまり脂ののったコクのある旨味が味わえます。
「かつお」は猛スピードで休みなく泳いでおり、高タンパク・低脂肪の魚です。特にタンパク質は魚の中でもトップクラスです。
「かつお」の血合い部分には、ビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。貧血を予防する鉄、味覚や臭覚を正常に保つ亜鉛をはじめ、疲労回復に役立つビタミンB1、細胞の再生を助けるB2、皮膚を健康に保つB6などのビタミンB群が豊富で、夏バテの体にもぴったりです。
新鮮な「かつお」の旨味をいかすには、"たたき"がおすすめです。「かつお」の表面を火であぶることで生臭みを消し、表面を焼き固めて旨味を閉じ込めます。にんにく、貝割れ大根、たまねぎのスライス、大葉、みょうがなどの薬味をたっぷりとのせ、ポン酢しょうゆをかけていただきます。
「かつお」の栄養は、"海のレバー"ともいわれるほどです。夏の疲れの解消に、栄養豊富な「もどりがつお」をぜひ食卓にのせてくださいね。 |