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現代では、不眠の悩みを訴える人が多くなっています。
ひと昔前までは、誰でも「1日8時間の睡眠をとるように」と言われており、それより短いと 睡眠不足が疑われてきました。しかし、今では睡眠の長さ、深さ、時間帯、回数などは 一定ではなく、個人差が大きいことがわかってきました。 寝つきが良く、目覚めもスッキリしていて、1日6時間未満しか眠らない人は、"短眠者"と 呼ばれています。逆に、1日9時間以上眠らないと調子が悪い人は"長眠者"と呼ばれて います。"短眠者"は短時間でも熟睡の割合が多く、"長眠者"は長時間でも中途に 目覚めることが多くなります。しかし、短くても長くても、熟睡のトータルの時間は同じだと いわれています。どちらのタイプも人口の1割ほどいると推定されていますが、自分なりの 睡眠を維持していて生活に支障がなければ問題はありません。 しかし、"長眠者"タイプの人が仕事や家事などで忙しく、睡眠時間が短くなると熟睡の トータル時間が減ってしまい、昼間に眠くなったり、集中力がなくなって生活の質が落ちて 問題となります。"短眠者"に比べて"長眠者"は効率の悪い睡眠となりますが、これは 本人の努力以前に睡眠の個性の問題ととらえて対応したいものです。 また、同じ人でも、年齢、生活習慣、体と心のコンディション、そして気候や食べ物などに より、睡眠が変化しています。 多くの人たちは、"短眠者"と"長眠者"の間に自分にふさわしい睡眠時間があるといえる でしょう。これからは、自分にマッチしたオーダーメイドの眠りを目指す時代がやってきそうです。 自分の睡眠タイプを自覚して、睡眠を調整していくことが、健康で豊かな生活をおくれる カギとなることでしょう。 |
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