ふだん掃除をあまりしないおとうさんも、大掃除は家族の一員として参加して欲しいもの
です。特に、キッチンの掃除には、時間と手間がかかるので、おとうさんの力がぜひとも必要
です。
キッチンの掃除をする時には、汚れの特性を知って、汚れに合わせた方法で掃除をすると
効率的です。キッチンの汚れは、大きく「水汚れ」と「油汚れ」に分けられます。
「水汚れ」は、水に含まれるカルシウムやマグネシウムと洗剤の成分が固まったものです。
シンクに水滴のように白い汚れがある場合などがこれに当てはまり、放置すると腐敗臭や
カビの発生の原因となります。一方、「油汚れ」は、食用油などが空気にふれることで
酸化して固まったものです。ガスレンジの周辺や換気扇などに付いている粘着質の汚れを
さします。この汚れは壁の塗装をはがすほど強力で、日々積み重なる汚れを見て見ない
フリをしてしまった結果、掃除が大変になってしまったご家庭もあることでしょう。
掃除を始める時に、まず、洗剤のチェックをしましょう。洗剤には、酸性、中性、アルカリ性が
あり、汚れによって使い分けます。酸性洗剤は、アンモニア分解力があり、よくトイレに
使われていますが、「水汚れ」のような水アカの発生があるシンクの汚れにも有効です。
中性洗剤の代表的なものは、食器用洗剤です。アルカリ性洗剤は、油を分解するために
換気扇やレンジの掃除に利用します。
ひどい「油汚れ」は、まず洗剤を湿布することで汚れを浮き上がらせましょう。洗剤をスプレー
する前に目的の場所にティッシュを当て、そこにスプレーすると湿布になります。
また、レンジの五徳などは大鍋で20分ほど煮ると汚れが浮き上がってきます。
最近では、環境と健康に配慮して、食品を使った方法も広がり始めています。アルカリ性
洗剤の代わりに「重曹」、酸性洗剤の代わりに「酢」を利用して掃除をすることで、
環境にもやさしく、万一口に入っても害のない方法として見直されていますので、おとうさんも
エコ掃除に挑戦してみてはいかがでしょうか。
年末の大掃除の意味は、かまどを掃除して、火の神である「かまど神」を迎えるためと
いわれています。新しい年も家族の健康を守ることができるように、キッチンの掃除を
手伝ってあげてくださいね。