夏休みに入り、子供たちはサマースクールや合宿など、泊まりがけの行事も
多くなります。幼稚園生や小学校低学年の子供たちの中には、「おねしょ」で
悩んでいる子供も多いことでしょう。
「おねしょ」はなぜしてしまうのでしょうか。オムツをあてている赤ちゃんは、
膀胱が小さく、昼夜の別なくおしっこが作られて排尿します。2〜3歳になると膀胱が
大きくなり、夜間に作られるおしっこの量も減ってきます。さらに4〜5歳は膀胱の
大きさも安定して「おねしょ」が減り、6〜7歳ではほとんどの子供が「おねしょ」を
しなくなるようです。
「おねしょ」をしてしまう原因の多くは、睡眠中に作られる尿の量と膀胱の大きさの
バランスが悪く、無意識に尿があふれてしまうためだといわれます。一般に、膀胱の
容量は6〜7歳で150cc、7〜8歳で200cc、8〜9歳で250ccと
増えていきますが、「おねしょ」をしてしまう子供は年齢と比べて膀胱の容量が小さい
ことがあるようです。また、今まで「おねしょ」をしなかったのに、突然するように
なった時には、環境が変わったり、誰かに叱られるなどの心理的ストレスが影響している
場合もあるようです。
「おねしょ」対策としては、午前中からお昼にかけて水分をたっぷり与え、夕方から
水分を控えさせるようにします。また、体が冷えていると「おねしょ」をしやすく
なるので、クーラーのかけ過ぎに注意しましょう。多くの子供たちは、体がバランス良く
発達するうちに、自然に「おねしょ」も治っていくといわれていますので、あまり心配
し過ぎないことも大切です。
泊まりがけで参加する行事の時には、親から先生や行事の統率者に事情を話し、
夜間に起こしてトイレに連れて行ってもらったり、万一のための着替えを渡すなどして
おきましょう。「おねしょ」のために行事に参加しないのはとても残念なことなので、
気持ちを明るく持って送り出してあげたいものですね。