夏になると、お酢を使った料理や飲み物が疲れた体の回復に役立ちます。
お酢といえば、最近注目を集めているのが「もろみ酢」です。
 「もろみ酢」は、日本で最古の蒸留酒といわれる沖縄のお酒"泡盛"を
造る過程でできる「もろみ」から抽出されたエキスです。
温度が高く温暖な沖縄では、普通の麹を使うと腐りやすくなるため、黒麹菌
という菌を使ってお酒を造ります。この黒麹菌が多くのクエン酸を生成し、
雑菌の繁殖を防いでお酒を造ってくれます。
 その黒麹菌をたっぷりと含んだ「もろみ」からできる「もろみ酢」は、
疲労回復を助けるクエン酸が主成分となっています。ふつうのお酢は酢酸が
主成分で、体内に入ると酢酸からクエン酸となって疲れをいやしてくれますが、
「もろみ酢」はダイレクトにクエン酸が摂れることにより、疲労回復を助ける
働きをはじめ、脂肪や糖分をエネルギーとして燃やす働きが期待できると
いわれています。
 「もろみ酢」は、自然の雑味がいろいろと混じったまろやかな味わいなので、
ストレートな酸味が苦手な人も抵抗が少なく利用できることでしょう。
中には、黒糖を加えてある製品などもあり、そのまま水やジュースで割って
ドリンクとして飲むのにぴったりのものもあります。
 料理に使ったり、ドリンクにしたり、夏バテが気になる人は、「もろみ酢」を
試してみてはいかがでしょうか。