室内で育てる植物として人気なのが、セントポーリアです。
冬場でもみずみずしい緑に可愛い花をたくさんつけてくれるので、
部屋の中を明るく暖かい雰囲気にしてくれますね。
 セントポーリアは1892年に、アフリカのタンザニアの高地で
発見されました。見つけたのは自然愛好家の男性で、その人の名前を
記念してセントポーリア・イオナンタと名付けられました。
イオナンタは、"スミレの花のような"という意味だということです。
 スミレのように可憐なセントポーリアが"室内花の女王"といわれるのは、
人に快適な室内の環境であれば育ちやすいからです。
生育の適温は18〜25℃で、レースのカーテン越しの少ない光でも成長し、
1年中楽しめる花です。また、もともと石灰岩の岩の割れ目に腐葉土が堆積
したようなわずかな土に根を張っていたセントポーリアは、たくさんの土を
必要としない植物であり、室内に置いても清潔であることが知られるように
なりました。
そのことから、ある病院では、セントポーリアの育成室を作り、ボランティアに
よってセントポーリアが病院のいろいろな場所に置かれて、患者さんたちの心を
癒やす役割を果たしているということです。
 1年中室内で栽培できるセントポーリアは、手入れを夜間に行うこともでき、
昼間働いている都会型の暮らしの人にもやさしい花といえるでしょう。
この冬、セントポーリアを室内に置いてみてはいかがでしょうか。