もうすぐ新米の季節がやってきます。ふっくらと甘く美味しい
ごはんは、どんなご馳走もかなわない至福の味わいです。
美味しいごはんを炊くために、まず米の研ぎ方や炊き方の基本を
おさらいしてみましょう。おとうさんが心を込めたごはんは、
いつもの電気釜で炊いても、きっと格別な味わいがすることでしょう。
●最初の水を手早く捨てる。
米を洗う時に大切なことは、ヌカ臭さをとるために、最初の水をどれだけ
早く流すかがポイントとなります。まず大き目のボールに米の4〜5倍の
水を入れ、研ぐのではなくざっと2〜3回ほどかき混ぜて、すぐに水を
捨てましょう。白く濁った水の中に米を入れておくと、すぐにヌカの臭いを
吸い込んで、とれなくなるので気をつけましょう。
●今のお米は力を入れずに洗う。
昔から米を洗うことを"研ぐ"といって、米と米をすり合わせて磨くように
洗いましたが、精米技術が進んだ今の米は、力を入れて洗わなくても
大丈夫です。2回目からは、手のひらのつけ根の部分で数回お米を
すべらせるようにして軽く押して、水を注いで捨てます。
それを3、4回ほど繰り返しせばヌカの大半が流れ去ります。
水が透明になるまで洗うのは、余分な水を吸い込むことになって、
炊飯する時の水加減に影響したり、栄養が流れ出てしまうので気をつけ
ましょう。
●炊飯の水の量。
米は貯蔵している間に、水分が徐々に蒸発していきます。
新米は水を吸い込みやすいので、電気釜の水量の目盛りよりきもち少なめに、
古米はきもち多めに水を入れます。
●米の浸け置き時間。
米の芯まで充分に水を浸透させるには、冬は1時間、夏は30分、
秋と春はその中間の時間、米を水に浸しておきます。そうすると
粘りのあるごはんが炊けます。
ごはんをシャッキリと立たせるように炊きたい時には、洗った米をザルに
15分ほどあげて、すぐに炊き始めるといいでしょう。
●ごはんが炊けたら、すぐに混ぜる。
最近の電気釜はごはんが炊けた後、蒸らしまで自動的にしてからスイッチが
切れるものが多いようです。蒸らしが終わったら、すぐにフタを開けて、
しゃもじをごはんの周りにグルリと入れてから、ごはんの上下を返すように
手早く混ぜましょう。こうすると、ごはんの味が均一化して、余分な水分が
飛び、ごはん粒が立った状態になります。
 美味しいごはんがあれば、何も入らないというごはん好きは男性に多い
ようです。おとうさんも愛情いっぱいのごはんを炊いてみてくださいね。