夏の暑さやさまざまなストレスにさらされている時、
体の応援団として働いている栄養素のひとつがビタミンCです。
体内でビタミンCが使われるのは、精神的なストレスをはじめ、喫煙、
激しい運動、紫外線、大気汚染などが原因で、わたしたちを取り巻く現代の
環境が多くのビタミンCを消費させているといってもいいでしょう。
ビタミンCは体内で作ることのできない栄養素なので、食事などから
毎日摂る必要があります。
 では、ビタミンCを効率的に摂るにはどうしたら良いでしょうか。
ビタミンCは水溶性という性質を持ち、万一過剰な量を摂っても2〜3時間で
体外に排泄されてしまい、体に悪い影響を与えることはありません。
このことは反対に、1度にたくさん摂っても長時間体内に残らないので、
1日に何回かに分けて摂る方がビタミンCを有効に使えることになります。
朝・昼・晩に分けて少しずつ摂るようにすればムダがありません。
 また、野菜からビタミンCを摂る時には、次のようなことを覚えておくと
良いでしょう。ビタミンCは水にさらすことで溶け出してしまう性質を持って
いるので、野菜を煮た時には煮汁まで飲めるスープやシチュー、味噌汁など
にするとよいでしょう。ただし、じゃがいもやさつまいもは、デンプンによって
ビタミンCが守られ、水にさらしたり、加熱するなどの調理をしても大丈夫です。
 さらに、ホウレンソウなどの葉もの野菜は、保存するうちにどんどんビタミンCが
減っていきますが、湿度を保つと損失が減ります。湿度を保つためにも葉もの野菜は
新聞紙に包んだり、野菜の保存パックに入れてから冷蔵庫に入れるようにしましょう。
 さて、大人が1日に摂りたいビタミンCの目安は50mgといわれますが、
喫煙をしたり、ストレスの多い現代人は、もう少し多くの量を摂りたいものです。
たとえば、イチゴ4個で約80mg、キウイ1個で60mg、ブロッコリー40gで
60mgのビタミンCを含んでいます。これらを目安に朝・昼・晩の3食それぞれの
メニューに果物や野菜をバランス良く摂り、1食で100mgほどのビタミンCを
摂ることができれば理想的ですね。
食事から摂れない時には、サプリメントで補うといいでしょう。
 ビタミンCの特徴を知って上手に摂ることで、体と心をいきいきと保ちたいものですね。