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梅の実がたくさん収穫されて、梅干しを作る季節になりました。
ところで、梅干しにつきものなのが赤ジソですね。 赤ジソは、梅干しの着色料として江戸時代に使われ始めました。 赤ジソの美しい天然の赤色は、シソニンやペリラニンという色素成分が、 梅のクエン酸と一緒になることで生まれます。 赤ジソが使われなかった時の梅干しは茶色でシワシワなのがふつうでしたが、 赤ジソで美しい赤色に染めることによって、人々の食欲を刺激したという ことです。何よりも、白いご飯と赤い梅干しのコンビネーションは絶妙で、 以来、赤い梅干しが広く作られるようになりました。 また、赤ジソには着色の役割だけではなく、強い防腐効果があります。 もちろん、梅はクエン酸による強い殺菌効果があるので、そこに赤ジソが 加わることで、食品を腐らせない相乗効果が生まれることになりました。 さらに、赤ジソには胃液の分泌を促して消化吸収を良くして、胃腸の働きを 高める効果があるといわれます。また、発汗を促したり、解熱、利尿作用など、 漢方的な働きも高いといわれています。 赤ジソを干して粉状にしたものが"ゆかり"という食品ですが、ごはんに ふりかけて"ゆかりごはん"にしたり、マヨネーズやドレッシングに混ぜると、 シソの風味が豊かになります。 このように、梅干しの脇役と思われている赤紫ジソも健康効果に一役買って います。これから暑くなって食欲が減退したり、疲れやすくなった時には、 梅干しと一緒に赤ジソも上手に利用するといいですね。 |
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