朝夕は気温が下がり、池にも氷がはる季節ですね。
春から秋にかけて、池で元気に泳ぎまわっていた金魚も
水温が5℃以下になると冬眠状態に入ります。
池の底でじっとしている金魚は、半分眠っているのです。
冬の間はエサをやっても食べないことが多く、かえって水を汚す
ことになるので、金魚が食べている様子がないようなら必要ありません。
もし、エサを与える場合には、水温が下がる夕方以降は金魚の動きが
鈍くなり消化不良の原因ともなるので、エサは昼間に与えるようにしましょう。
冬の間、何も食べない状態が続くと金魚の体重が1割から2割近く減りますが、
春になればまたエサを食べだして元気に動き回り、体重や大きさももどってきます。
寒い地方では池全体に氷がはることもありますが、そんな池でも水温が0℃以下に
なることはなく、凍るのは池の表面だけです。
氷によって金魚が窒息したり、凍え死んだりすることはありません。
むしろ凍りのフタによって、静かな冬を過ごしています。
金魚にとって危険なのは寒さそのものではなく、急激な水温変化なので
寒いからといって、お湯を入れたりするのは厳禁です。
 冬はできるだけたくさん水を入れて水の深さを持たせ、注水をとめて
水底の環境を安定させると冬眠の環境として快適です。
冬眠状態では、フンなどで水が汚れることも少ないので、
循環ろ過装置なども電源を切っておくといいでしょう。
 家に池があったり、公園や学校にある池の金魚を見たら、静かに見守って
一緒に春を待ちたいですね。