夏の昆虫の王様といえば、カブトムシ。
日本では、北海道を除く全国の雑木林で7月から8月に見られ、
夏休みの間に飼って観察できる昆虫です。
夏休みに森や林に行くことがあったら、カブトムシに出会うチャンスです。
 カブトムシの成虫は、主に樹液を好みます。
樹液は、植物が光合成によって葉で作った糖分を豊かに含んでいる樹の液です。
森や林の中で甘酸っぱい独特の樹液の臭いがしたら、カブトムシが集まる
可能性があります。
 カブトムシは夜行性なので、捕まえる時は夜から明け方の時間帯を選びましょう。
懐中電灯は赤いセロファンをかけて、昆虫を驚かさないようにします。
樹液の出ている場所では、カブトムシの決闘を見ることができるかもしれません。
カブトムシの特徴はその強い角ですが、角を持っているのはオスのカブトムシだけです。
日本のカブトムシはオスが約7cm、メスが約4cmほどの大きさです。
樹液が出ている場所で、オスのカブトムシが出会うと互いの角をつきあわせて闘います。
カブトムシの闘いは、角で相手をすくい上げて、投げ飛ばした方が勝利をおさめます。
そのファイティングは、とても面白いものです。
 家でカブトムシを飼う場合には、30×25cm以上のプラスティックの水槽に、
腐葉土を水槽の深さの3分の2まで入れて、そこに短く切った木を入れます。
1つの水槽で飼うのは、オス1匹とメス2匹位が適当でしょう。
オスを2匹以上入れると、ケンカをして弱ってしまいやすいので、オスは一匹ずつ
別の容器で飼うようにします。エサは、バナナ、リンゴを始め、市販の昆虫ゼリー
などを与えましょう。
水分の多いスイカやメロンは、腐りやすいので避けた方がいいでしょう。
 ひと夏を一緒に過ごせばきっと思い出もいっぱいになりますね。