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忙しい毎日だから、お正月くらいは体を休めるのもいいですね。
「寝正月」という言葉もあるくらいですが、「そんなにゴロゴロしていると、
ナマケモノになっちゃうよ」と家族からクギを刺されるかもしれません。
ところで、動物のナマケモノは、動きもスローモー、1日に平均40mほど
しか動かないといわれるほど。
ではナマケモノは、働き者にはなれないのでしょうか?
ナマケモノは、南米の熱帯雨林地方に住み、『セクロピア』という
木の葉を常食としています。この葉は、強い毒素を持っていますが、
ナマケモノは長い時をかけて、この食事を少量食べるだけですむように
体を適応させてきました。
葉に毒素があるために、他の動物が食べないこともナマケモノにとっては
好都合なのです。葉の毒素を分解するには、かなりのエネルギーを消耗する
ので、活動のためのエネルギーを低くおさえることが必要となり、
あまり動かない毎日をおくるようになったわけです。
食べた葉を消化し、便として排出するための期間はなんと50日。
それほど食べ物をエネルギーに変える速度が遅いので、
体温を一定に保つのがむずかしく、さらに雨の日などは体温が上がらない
こともあって葉を消化できずに餓死することもあります。
また、葉を間違って食べると、消化機能が悪くなって栄養不足に
なることもあるなど、お気楽そうに見えてかなり厳しい毎日。
ナマケモノがよく動く働き者になると、消化が進まずに死につながる
ので、命がけでなまけているともいえるでしょう。
今度、動物園でナマケモノを見た時には、うらやましいと思わないかも
しれませんね。 |
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