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耳や目の機能が衰え始める高齢者は、電話をかけるのも一苦労になります。
例えば、呼び出し音が聞こえない、相手の声が聞き取りにくい、電話をかける
時に数字が見にくい、など、さまざまな障害が起こり始めます。
しかし、この頃では、高齢者に配慮した電話機が増えてきました。
それらの電話の機能としては、受話音量を大きくできる、呼び出し音量を大きく
できる、液晶画面が大きい、ダイヤルプッシュボタンが大きい、
相手の話をゆっくりにできる、などの特徴があります。
特に、相手の話をゆっくりにできるなど、高齢者用として特殊な機能が付いて
いるので、家族に普通の電話が使いにくくなっている人がいる場合には、
1度メーカーに問い合わせてみてはいかがでしょうか。
また、かなり耳が遠くなった高齢者に対応して作られた電話機として、
「骨伝導」方式の電話機があります。これは、鼓膜に音を伝えるのではなく、
耳の周辺の頭骨の振動を利用して、音を伝える仕組みになっています。
受話器の耳にあてる部分に振動する機能がついており、それを耳の後ろの骨に
当てることによって、振動が内耳まで伝わり、音声が聞き取れるというものです。
外耳や中耳に障害のある人でも、内耳に直接音の振動が伝わるので、
よりはっきり聞こえるようになる場合があるようです。
聞こえにくい状態には、かなり個人差がありますので、その人に合った機能が
ついたものがいいでしょう。
電話はいちばん手軽で便利なコミュニケーションの道具です。
これからも操作がわかりやすく、使いやすい携帯電話などが、高齢者用に
開発されていくことを期待したいものですね。 |
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