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「家の造りは、夏をむねとするべし」というのは徒然草の一節です。
それほど昔から、日本の夏の高温多湿をしのぐ数々の工夫がされてまきした。
現代もなるべく冷房だけにたよらずに、自然の風を取り入れたり、
うちわやすだれなど、日本にある夏の風物詩を暮らしに取り入れると
気分もさわやかになります。
特に、夏の素足に気持ちがいいのが、い草のゴザですね。
さらりとした感触と独特の香りが涼しさを運んでくれます。
最近では、モダン民芸風に織ったデザインのものがあり、洋室のフローリングに
敷いてもおしゃれな雰囲気がぴったりです。
また、い草100%のものばかりではなく、耐久性やツヤを出すために
表面を樹脂加工したもの、い草の値段よりもっと手頃なポリプロピレン
などを合成したものなどがあります。
ゴザのお手入れについては、い草素材のものを購入した後は、製造工程中に
付着するいろいろなゴミをとるために2、3度カラ拭きをしておきましょう。
合成品は、水拭きか、汚れがひどくなった場合には、中性洗剤を使って
拭きましょう。
夏が終わって、い草のカーペットをしまう時には、汚れを拭き取り、
陰干しで十分に乾燥させて、巻いた後に紙でくるみ、湿気のない場所に
しまいましょう。い草は湿気をきらうので、次の夏に気持ちよく使うためにも
乾燥した場所にしまっておきたいものです。
い草の枕や座布団なども、同じように手入れをしましょう。 |
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