陽気が暖かくなる頃から、食中毒の季節も到来します。
食中毒の原因になる細菌は、ぶどう球菌、腸炎ビブリオ、サルモネラ菌、
ボツリヌス菌などで食べ物から体内に入って発病します。
台所では、まな板、ふきん、包丁、食器洗いのスポンジ、タワシなどに
細菌が付着することが多いので、これらの用具を清潔にしておくことが大切です。
ふきんなどは、煮沸消毒ができるので、煮沸してから日に干してよく乾いた
ものを使いましょう。太陽光線の紫外線に殺菌効果があるので、
家の中で乾かすよりも、外に出して干す方が効果的です。
湿気は細菌を増殖させるので、濡れたままにしたふきんを
そのまま使うのは要注意です。
煮沸消毒はぐらぐら煮え立っている熱湯に1〜2分入れます。
温度が低くなると煮沸時間を長くする必要があり、
60℃では30分の煮沸が必要です。
まな板は、肉と魚を切る面と野菜や果物などを切る面と使い分けると、
肉や魚の菌が生で食べる野菜などにうつることを防げます。
まな板に印をつけておくと良いでしょう。
まな板を使った後は、台所用洗剤で洗い、熱湯をまんべんなくかけまわして
水切りと殺菌をし、太陽光線にできる限りあてるようにしましょう。
食器洗い用のスポンジやたわしは、使った後、熱湯をかけて水を切っておきます。
煮沸したり、熱湯をかけたり、または漂白剤を使って台所用具は
できるだけ清潔にしておきたいものですが、つい忘れがちなのが手洗いです。
手指は石けんでていねいに洗い、よく乾いた清潔なタオルで拭くようにしましょう。