冬になると、からだがかゆくなることがあります。
わたしたちの皮膚のみずみずしさは、角質の水分で決まりますが、
冬には汗や皮脂の量が減って、水分が蒸発しやすくなり、
角質細胞が乾いて反り返ったようになり、それが刺激となって
かゆみを引き起こすと考えられます。
特にお風呂上りやふとんに入った後に、かゆみが増すことが多くあります。
お湯に入ると、皮膚の表面の油分が溶け出し、肌が乾きやすくなります。
さらに、石けんをつけたタオルなどで、水分を保つ角質層を削り取ってしまい、
乾燥が進んでしまうのです。その後、ふとんに入ると、体感温度が上がり、
出た汗が乾燥している皮膚を刺激してかゆみを悪化させます。
かゆみを防ぐためには、お風呂の温度は40℃くらいの低めにし、
からだを洗う時は、タオルやスポンジを使わずに、できるだけ自分の手で、
石けんを泡立てて、やさしくなでる感じで洗うようにしましょう。
お風呂上りには、保湿効果のあるローションなどでうるおいをキープ。
ふとんの暖め過ぎは禁物なので、電気毛布を使っている場合には、
寝る前に切るようにしましょう。
さらに、皮膚のうるおいを保つために、魚などのたんぱく質や脂肪を
積極的に摂るのも大切。油分を摂らないダイエットが原因となって
かゆみを引き起こし、皮膚の老化を招いている場合もあるので注意しましょう。