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私たちは、その日、その時の気分で、紅茶、ウーロン茶、緑茶などの
様々なお茶を楽しんでいます。
これらの色も香りも違うお茶が、実は同じ樹から作られているのをご存知でしたか?
つまり、紅茶も緑茶も元となる茶の葉は同じなのです。
では、どうしてこのような違いが出てくるのでしょうか。
それは製造方法の違いによるもので、3つのグループに大別することができます。
ひとつは、歴史的にもっとも古い抹茶、煎茶、玉露茶などの緑茶系で、
摘んだ葉を熱して酸化酵素を壊し、葉を発酵させないことから「不発酵茶」と
呼ばれるものです。
発酵させないことから、乾燥させた後も、きれいな緑色がそのまま残っているのです。
ふたつめは、ウーロン茶でおなじみの「半発酵」の製造方法で、発酵を途中で止めて
作られています。発酵工程があることから、緑茶と比べて渋みや苦みが弱まっています。
緑茶やウーロン茶に対して、紅茶は葉を十分に発酵させるために
「発酵茶」と呼ばれています。
お茶の樹は現在各地で栽培されていますが、
もともとは中国の雲南省とインドのアッサム地方にしか自生していないものでした。
日本でのお茶の樹の栽培は、12世紀の終わりから始まっていましたが、
それらはすべて緑茶として飲まれていました。
日本で紅茶が飲まれるようになったのは、明治の中頃からで、
ハイカラな新しい飲み物として、
外国に行った経験のある人々の間で広まっていったといわれています。
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